先月、10年前DOMAジャパンとJapan’s Wayの共同事業から生まれた南あわじオリーヴ園でオリーヴの収穫が行われました。 収穫は厳密に手摘みで行われ、DOMA2020「フルーティ」生産のスタートを切りました。
Japan’s WayはDOMA ジャパンの創始者土居政廣氏と共に2007年、エクストラヴァージンオイル、バルサミコ酢DOP、トリュフ製品など、厳選した高品質なイタリア製品を日本へ輸出する共同事業を始めました。先月も様々な製品が神戸港へ到着し、Negozio DOMA(ネゴツィオドーマ)の棚に並びました。
前デ・チェッコの日本カントリーマネージャーである土居氏は2010年、神戸の南に位置し、本州と世界一長い吊り橋で結ばれた淡路島にイタリアの原産種100%のオリーヴ園を作ることを決めました。
島の気温と湿度はこのプロジェクトを成功させるのに最適なものでした。
トスカーナ州でオリーブ樹の栽培と生産を専門とする主要なナースリーと、プロジェクトに最も適した栽培品種を選び、Japan’s Wayは当時まだ小さかった苗木の輸送を手配しました。
フラントイオ、ペンドリーノ、マウリーノ、レッチーノの5品種のオリーブの苗木合計270本を5700㎡の畑に植え付けました。5年後この苗木は最初の実を結びました。
現在生長して樹木となったオリーブは収穫量も増え、土居氏と事業パートナーたちが共同で収穫し、美味しいエクストラヴァージンオリーブオイルとなります。
現在この農園は淡路島オリーブ協会の支援を受け、栽培本数1000本以上、3倍以上の規模となりました。
DOMAのエクストラヴァージンオイルはDOMA ジャパンとJapan’s Wayだけではなく、日本とイタリアのつながりをも示しています。
南あわじオリーヴ園は淡路島における最初のオリーブ農園です。
そのオイル製品からは日本産エクストラヴァージンオイルの品質の高さ、素晴らしさが伺えます。先月生産されたオイルはすでにNegozio DOMA(ネゴツィオドーマ)で販売されています。
DOMA2020「フルーティ」の収穫と生産にあたり、南あわじオリーヴ園の立ち上げから最初の10年を振り返ってみました。
先月生産されたオイルはDOMAジャパンの数多くの功績のうちの一つです。Japan’s Wayはこれからも土居氏とDOMAジャパンをサポートし、イタリアの味と香りを日本へお届けしたいと思っています。また、それができることを大変嬉しく思っています。